レポート
2024.09.27

住吉大社の神輿洗神事

海にゆかりのある神様をお祀りする、住吉大社。

江戸時代、大阪は北前船と呼ばれる商業船の最終地点となっており、多くの船が集まる街でした。

そこで航海の安全を祈願していたのが住吉大社です。

住吉大社で行われる住吉祭、そこで使われる山車を清めるために使われるのが、大阪湾の海水です。

7月15日の海の日早朝、神職が汐汲船と呼ばれる船に乗り込み大阪湾の中心に向かいます。

そして自らの手によって海水を組み上げられます。

▲7月15日(海の日)早朝、出港前の祈願を行う。

▲出港。

▲採水ポイントまで到着。奥に見えるのは兵庫県の街並み。

▲神職自らが大阪湾の海水を汲み上げる。

▲組み上げられた海水は桶にためる。

その後、住吉祭の無事と成功を祈念して神事が執り行われます。

 

山車にお祓いを施した大阪湾の海水をふりかけました。

 

海の神様にちなんだ珍しい神事です。

機会があればぜひ見てみてください。

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