日本三大祭りの一つにも数えられる大阪天神祭。
コロナ禍の影響により四年ぶりの奉納花火と船渡御となり、7月24日の宵宮と翌日25日の本宮を迎え
合計132万1000人を動員した。
そんな天神祭の環境美化を担うのが「天神祭ごみゼロ大作戦」。
実行委員を務めるのは大阪産業大学の花嶋温子さん。
「ゴミを出さずにゴミを減らす」ということを目標に活動しており、
主に祭り会場にエコステーションと呼ばれるゴミの回収場所を設置し、細かく分けてゴミを回収しています。
回収されたゴミは種類ごとに分類され後日回収業者に渡される。
今年は約2700kgのゴミを回収した。
運営スタッフはほとんどがボランティアの方によって成り立っている。
7歳から70歳まで男女問わず幅広い人が参加し、取材する中には外国人や
会社の社会貢献活動として参加している方もおられた。
2日間で合計約800人の方が参加。
花嶋さん曰く
「2016年、一番最初に調査した時は一面がゴミだらけで、どうしようもないくらい散らかっていたが
今年はすごく綺麗にお祭りが行われていて、どうした大阪!?という感じです(笑)」
「みんなびっくりするぐらいマナーが良くなってます。コロナ禍でマナーが良くなったんじゃないかなって思うくらい
みんなちゃんと並んで、「ありがとうございます」ってエコステーションにゴミを運んできてくれます。」
と語った。
この取材を通して、花火で空を美しく彩るだけじゃなく足元の綺麗は私たちが意識することが大事だと感じました。
イベント名 | 天神祭ごみゼロ大作戦 |