コスプレでゴミ拾いを行う、環境省が主催となっているイベントをご存知だろうか?
それが「コスプレde海ごみゼロ大作戦」である。
周りから見ても推しキャラがゴミ拾いを行なっている、なんとも素敵な光景である。
そんな夢のようなイベントが5月27日に大阪難波で開催された。
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海は今、静かな悲鳴をあげて苦しんでいます。
ヒーロー・ヒロイン、一人ひとりの行動が、
未来に向けて美しい海を守ることにつながります。
世界中で増え続ける海洋ごみの問題。
2050年にはプラスチックをはじめとする海洋ごみの量が、
魚の量より多くなるともいわれています。
海洋ごみの約8割は、陸(街)から川を伝って流れ出したものです。
海洋ごみを減らすには海だけでなく街でも活動することが必要ですが、
このような事実もあまり知られていません。
早急な対策を図るため、日本財団と海ごみゼロ実行委員会はタッグを組み、
海洋ごみ対策を目的としたプロジェクトを実施しています。
この先もずっと、美しいロケーションで撮影できるように。
世界中のコスプレイヤーの力でこの海を一緒に守っていく
アクションの輪を広げるために、力を貸してください。
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要するに若い世代に海ごみ問題を浸透させるイベントである。
当日は約200人のコスプレイヤーが参加した。これは白色の数と一緒。とても多い。
ステージでは空条承太郎(日本財団理事 海野さん)を中心に環境大臣政務官の柳本さん、大阪市副市長朝川さん、大阪府環境農林水産部環境制作監土屋さんが挨拶をした。
またゲストにドナルド、海上保安庁の皆さん、コスプレイヤーチームが登壇。
それぞれに海ごみ問題、ひいては街の環境美化について想いを語った。
私は最後まで海上保安庁の方の衣装がコスプレなのかがわからなかった。
またこの日から海ごみゼロウィークのkick offということもあり全国と中継を繋ぎ
各地域の取り組みについて発表があった。
道頓堀川が干上がるじゃないかと思うくらいの暑さの中コスプレイヤーの人たちと空条承太郎(海野さん)達のゴミ拾いはスタート。
推しのキャラ達がせっせと環境美化に取り組む姿は、とても尊いものがあった。
やはり知っているキャラクターがゴミ拾いを行うことで、活動を身近に感じることができた。
参加しているコスプレイヤーの方にお話を伺ったところ、
「ゴミを捨てないようにするとか、タバコを吸われる方は携帯灰皿を持って欲しいと思った。」
「ポイ捨てを減らしてほしい。ゴミを拾っている目の前で捨てられたりもしたので、そういうところを減らせればいいと思った。」
とのこと。
一人一人の心がけが大事だと、改めて感じることができた。
Twitterでは伝えきれなかったコスプレイヤーの皆さん。
先に謝罪します。撮り損ねた方すみません。
もう一度、撮り損ねた方、スミマセン。
最後はみんなで道頓堀をクルージング。
天気も良く絶好のクルージング日和だっただろう。
手法やきかっけは何であれ、海の問題と関わりのなかった人たちに、海の問題を知ってもらうには
とてもいいイベントではないだろうか。
最後に、私も乗船しようと交渉したところ、満席だったため断られたことを書き添えておく。
イベント名 | コスプレde海ごみゼロ大作戦 |