三月に行われる大阪場所に向け、大阪に全国から大勢の相撲部屋が集まります。
海にゆかりのある神様を祀る住吉大社にも立浪部屋の力士が宿泊に訪れます。
春場所が始まるおよそ1ヶ月ほど前から宿泊し、日々稽古に勤しみます。
朝の稽古におじゃましました。
朝7時 まずは四股から始まりました。
ゆっくりと足をあげ、キープしてゆっくり下す、これを約1時間ほど。
2月の寒い朝、四股によって力士たちは大粒の汗を流していました。
その後スクワット・腕立て伏せ・すり足など基礎練習をした後はぶつかり稽古と申し合いが行われました。
申し合いとは、力士同士が対戦し、勝った方が相手の力士を変えながら行う稽古です。
100kg以上ある相手を投げ飛ばした後続け様にどんどんと試合を行う様は圧巻です。
最初は番付の下の力士から取り組みを行い、幕下、幕内と稽古を行います。
2024年3月現在の大関豊昇龍の取り組みは他の力士より軍を抜いてる印象がありました。
稽古の後は力士のちゃんこ会が開かれました。
相撲では各部屋の後援会に入るとちゃんこ会に招待される特典があることがあります。
体の大きな力士がちゃんこ鍋を作る姿はなんとも印象的で、それだけでお鍋も美味しく見えます。
この日は味噌味で、キャベツ・きのこ類・こうや豆腐などさまざまな具材が入っていました。
参加者はちゃんこ鍋に舌鼓を打ちながら、力士と写真を撮っていました。
スポーツ選手と食事をしながら話をする機会は、もう一つの相撲の楽しみ方かもしれません。
ぜひ後援会に入って相撲を楽しんでみてはいかがでしょうか。
イベント名 | 住吉大社と相撲 |