年間を通して定期的に行われる、「大阪湾生き物一斉調査」。
大阪湾の水環境を把握する為に大阪湾に住む生物を引き上げどの地点にどんな生物がいるか調査を行います。
活動は大阪湾 湾岸で活動する団体のお手伝いのもと行われています。
海遊館でもおよそ7年前から取り組んでおり
地元の中高校生と共に環境学習プログラムとして岸壁調査を行っています。
海遊館裏は岸壁になり生物の観察が行いにくい場所ですが、2023年10月に生物が住み着けるようにカゴを設置。
沈めたカゴは3セットでそれぞれ海面付近と海底付近の2箇所にわけて設置されています。
半年経った2024年6月に引き上げて調査を行いました。
引き上げたカゴの蓋を開け、中にいる生物を観察しました。
参加者の様子を海遊館の南さんにお話を伺いました。
今回はいつもと同じで魚もいますしホヤとかゴカイとか貝類がいますね。
今日のカゴは子供達がデザインして作ってくれたんですけど、それぞれデザイン違って付いてる生き物も違いがあったみたいで
カゴによって違うみたいです。
今回の調査について、海遊館の川邉(かわべ)さんにもお話を聞きました。
天保山というのは港ですし一般的に汚いし、生き物が居ないと思われがちですけど
自分たちでこの調査を通じて、生き物がたくさん暮らしてる海だというところを感じてもらうことと
自分たちがアクションを起こす事で自然環境などの再生に踏み出せるきかっけになればいいかなと
自信になって次に繋がればいいかなと思います。
大阪湾奥は水性生物に触れる場所が少ないなか、海と触れ合ういいきっかけになるのでは無いでしょうか。