海と日本プロジェクトin大阪と水都国際中学校・高等学校(以下、水都国際)がコラボをし大阪の川の調査を行いました。
大阪に流れる川を上流から下流まで、落ちているごみを調べます。
今回は生駒山から流れる音川から恩智川と合流し、寝屋川、大川から安治川、そして海と合流する天保山まで調査し、どうすれば課題が解決するか生徒たちが考えます。
全長約26kmのうちごみの溜まりやすいポイントに目星をつけ、ポイントを巡ります。
△左から、早雲明さん、中尾心優奈さん、佐藤昊翔さん、豊島嶺王さん、大城美灯さん、龍地世倫さん。
調査をするのは水都国際高等学校のみなさん。
水都国際では、「水都アクションプロジェクト」を実施しています。
水都アクションプロジェクト(SA)とは水都国際の生徒が、SDGsの課題解決に向けて自主的に活動するプロジェクトで、今回もSAの活動の一環です。
調査当日はあいにくの雨模様。
傾斜30度はあるような険しい道の先にある、山から水が流れ出ている地点からスタートです。
調査してすぐのところは民家も少なく、あまりごみが落ちていませんでした。
豊島さん「僕の予想なんですけど、人が多ければ多いほどごみの量も増えると思うので注目したい。」
最初の地点で見つかったのは飴など小さいごみが多かったです。
プラスチックの破片も。
小さな水路も確認しますが、ごみらしきものは見つかりませんでした。
早雲さん「ごみはやっぱり少ないなと思います。やっぱりこれから行く大阪城の所と比べると人が少ないのかなと思います。」
ごみが散らばっている地点を発見、近くには「ごみを捨てないで」と注意書きが掲示されています。
中尾さん「ここに「ここはごみ捨て場ではありません」っていう看板が貼ってあるので、もしかしたらここよく捨てられてる場所かもしれないですね。」
音川と恩智川が合流する地点まで調査をしました。
調査をした感想を発表します。
中尾さん「上流の地点ではごみがあんまりなかったものの、途中から下流に下がっていくについれ少しずつ生活のごみが出てきたと思います。」
大城さん「川底が透けて見えるくらい水が綺麗で、下流に行くにつれどんどん家庭で出るごみが出てきたなと思います。」
豊島さん「調査する前は人が多くなればごみも多くなると思っていたんですけども、結果としては予想は当たっていました。しかし、街の方にいくにつれてごみの種類がひどくなっていったので、そういうところを直せば良くなると思います。」
佐藤さん「やはり上流に行けば行くほどごみの量はすくなくなり、サイド(川幅)も小さくなるんですけど、下流になればなるほど粗大ごみやペットボトルのごみが増えていったので、そのこらへんに興味がわきました。」
次の記事では寝屋川、大川、安治川の調査レポートをお伝えします。