ガスでサーモンの養殖！？ | 海と日本プロジェクトin大阪

食材を安定して供給させる事ができる養殖ですが、東邦ガスが今年5月に都市ガスの供給で発生する冷却水を利用した養殖サーモンの出荷を始めました。

知多クールサーモンホームページ

ガスの輸送は、一般的には冷却された液体の状態で輸送され輸送先で帰化させ利用する事が多いです。
液体のガス(今回はLNG(液化天然ガス))はマイナス162度という超低温で保管されています。
これを解凍するのに常温の海水が利用されますが、液体ガスは気化する際に海水から温度を奪い海水を冷却させる効果があります。(気化熱)
こうして冷めた海水がサーモンの養殖に利用されていました。

海と日本プロジェクトin大阪でも大阪湾で行われる養殖を取材したことがあります

下庄漁業協同組合では新しい事業として牡蠣の養殖をはじめ、今では安定して牡蠣小屋を開く事ができるようになったそうです。
実はやや小ぶりながら旨味のたっぷり詰まった地元・大阪湾産の牡蠣、一度食べてみてはいかがでしょうか。