海と正反対の季節、冬。
冷たい海風が吹き曝し、足が遠のく冬の海ですが、夏とは違った魅力がいっぱいあります。
今回は大阪湾ウミウシ観察会を取材しました。


2月1日(日)、天気は快晴。気温7度。
場所は和歌山県 加太・城ヶ崎の海岸。

左奥に見える島が和歌山県友ヶ島。奥にうっすら映っている島が淡路島です。
この日は天気もよく、肉眼では奥に明石大橋が見えました。

大阪湾ウミウシ観察会とはネイチャー大阪(公益財団法人大阪自然環境保全協会)が取り組む活動のひとつで、大阪湾に行き生息するウミウシを観察する会です。
大阪湾には約200種類を超えるウミウシが生息しており、見た目が華やかで海の宝石とも言われています。
ウミウシを通して大阪湾の魅力を伝え、大阪湾に興味を持って貰う事が目的です。

この日は毎月一回行っているウミウシの観察会。
寒い中にも関わらず15名の親子が参加しました。
夏の時期になると、多い時では50名の参加者があることもあるそう。
当日に集合すると、磯での注意点や探し方・観察の仕方など説明があったあと、早速ウミウシ探しを開始。

磯は起伏に富んだ地形でしたが、全員胴長を履きスイスイと歩き回ってウミウシを探しました。

石をめくって、裏を観察して、元に戻す。


この元に戻す行為が環境保護にとってとても大切な事です。
石の裏には、裏側でしか生きていけない生物も多く存在しています。
石を元に戻す事で生態系への負担を軽減させているのです。

クロシタナシウミウシ


アメフラシなど数多くのウミウシが見つかりました。
全部で合計23種類ものウミウシを発見しました。
中にはあまり見つからない希少な種類のウミウシも見つかりました。
大阪湾ウミウシ観察会ガイドの畠中さんは「自分で探して見つける、それができるのも魅力ですし、今後の学習につながるんじゃないかなと思います。

参加者にもインタビューしました。
「悴んでるけど、楽しい」
「冬にしか取れないような生き物がいっぱいいるので、それを見つけれかないいなって思います。」

「冬より種類が多いと思います。」
「かわいいし、ぷにぷにしてて(触ると)気持ちいい。」

みなさまも、冬の海に遊びにいってみてはいかがでしょうか。